心踊る世界史小話
K先生による世界史講座が開講されました。
小学生、中学生、高校生、保護者の方、近所の方、オンライン参加の方も!ご参加ありがとうございました。
K先生選りすぐりの世界史の9の小話。
スピリチュアル大好きだったヒトラーが欲しがった聖遺物「ロンギヌスの槍」は、キリスト磔刑時に死亡確認のために突き刺されたものだったという話、
進化論と創造論、どちらを学校で教えるべきか、と言う議論を皮肉って登場したアメリカの「スパゲッティモンスター」という新興宗教の話、
そうなの??という話が次々と。
最後に、「歴史を学ぶ意味」について先生からのメッセージがありました。
今、「底辺の競争」が起こっている。先進国にいる我々は、ユニクロや100均がなぜ安いのか、考えることは少ない。でも、工場がある国々では、仕事を得るために少しでも賃金をさげて、工場に来てもらう、そんな競争になっている。安いから買う、そのことの後ろに、少ない賃金で生きている人々がいる。みんなはまだ若いから、何もできないかも知れない、でもそのことを知っているだけで、世界は変わると思う。だからどうか自覚的であってほしい。
そんな先生の思いをみんな真剣に受け止めて、講座は終了しました。
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